わが家の自由研究

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光の実験ショー(光の三原色)🌈 

光の科学館ふぉとんのイベントに行ったとき、最初に見たのが光の三原色の実験でした。

ショーがおこなわれる部屋の入り口でこのような紙をもらいました。
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穴があいていて透明シートが貼ってあります。その紙の穴をのぞいて、室内の電灯を見ると、きれいな虹色に光ります

※絶対に太陽は見てはいけないそうです。

 

 実験ショーが始まりました。

 

<実験>
3つの電灯を、それぞれ赤・青・緑色のセロハンで覆います。

<光の足し算>
白いスクリーンに色のついた光を、いろいろ重ねてうつしていきます。

 

の光をあわせると、ピンク色になり、

の光をあわせると、黄色になり、

の光をあわせると、水色になります。
の3色すべての光をまぜると白い光ができます。

私は、3色まぜると、てっきりになると思っていました💦それは、絵の具だ!?

 

<光の引き算>=影は、何色?

次に、電灯の前に棒を立て、影をつくります。

照らす光の色を変えて、棒の影の色が何色になるのか実験します。

 

の1色を照らすと、スクリーン全体が赤く照らされ、棒の影は黒になります。

を照らしても、棒の影は黒。

を照らしても、棒の影は黒です。                                              

の2色の光をあわせると、スクリーン全体にピンク色の光が映し出されます。

ピンク色の光を浴びた棒の影は→の2つに分かれてできます。

=スクリーンは黄色。棒の影は

→スクリーンは水色。棒の影は

の3色すべてを照らすと、白い光が映し出されるとどうなるでしょう?

このクイズが出されましたが、さっぱりわかりませんでした。

棒の影は、なんと!黄色ピンク水色の3色になります。

棒によって光が遮られる部分が出るので、その色を差し引くことになり、影の色が変わって見えるのだそうです。

これを図で表すと以下の写真のようになります。

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の色の光を、光の三原色と言います。

 

さらに応用実験で、棒を3本に増やして影を重ねると、影の色がどうなるか見せてくれました。

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ショーを見て、光の不思議な性質に魅了され、わくわくしました。

お兄ちゃん「影の色って、黒だけだと思ってたけど、2色になったり3色になったりするんだ!」

おとうと 「光って虹をあわせたものみたい」

きっづ光科学館ふぉとん(キッズ)とQSTの施設公開イベントに行ってきました!

京都府木津川市にあるの科学館「ふぉとん」に行きました。

に特化した科学館に行くのは、初めてです。

大人も子供も入館無料!!

プラネタリウムも無料!!!

工作も無料!!!!

うれしすぎます♪

www.kansai.qst.go.jp

 

私たちが訪れたのは、研究所の施設を公開している日で、研究者の方々が、ふだん実験している場所に入ることができました。

www.qst.go.jp

 実際に研究に使われているレーザーの大きな大きな機械を小窓から見る事ができたり、人々の日常生活を改善するための発明に関する展示が見れたり(血糖値をレーザーですぐに計測。注射をしなくていいので患者さんのストレスを軽減できる)、お父さんも興奮気味です。

 

この日は特別にイベントも盛りだくさんです。

 

食べ物あり。

カレー100円!

おにぎりとから揚げのセット100円!!

ジュース50円!!!

お菓子10円!!!!

 

 

実験あり。

兄弟たちは、紙コップでつくるカメラ教室に参加しました。

カメラといっても、写すわけではなく、カメラの原理を体験する装置です。

大中小3つの紙コップ・レンズ(フレネルレンズ)・黒い画用紙・テープを使って作りました。

※絶対に太陽は見ないでください


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レンズを通して景色を見ると、上下さかさまに見えます。

 これは、わたしたちの目と同じ構造なのだそうです。

ふだん、目から入ってきた映像はさかさまになって見えているのですが、脳が自動的に補正しているとのこと。

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この紙コップカメラの広口の側から覗きます。コップを前後に移動させてピントをあわせることもできます。

 

お兄ちゃん「人間の脳って賢いな~」

ほんまやなー!自動補正してるんや!!

おとうと 「紙コップでこんなのが作れるんだ!!」

すごいよね♪

 

 

片づけ⑩ ミニマリストに憧れて

片づけのモチベーションを上げるために、本を読んだり、動画を見たりして意識改革を先にしています。

物は言いようで、意識改革と言いつつ、しばらく体を動かしていないのが実情です(笑)。

 

ミニマリストしぶ著「手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法」を読もうと思って、置いていると、なんとお兄ちゃんが私より先に読み終えていました!!!

本の感想をたずねると「7割くらい共感したよ」とのこと。

7割は共感しつつ、3割は違った…お兄ちゃんが、しっかり自分の意見も持ちながら本を読めたようで、成長を感じます。

 

そして、今までは「捨てたくない」「捨てるのが嫌い」と言っていたお兄ちゃんですが、スッキリとした空間で過ごすのにも興味を持ってくれたようです。

 

意識改革は、やっぱり大事!!と思いました。

 

今日は、ダイニング。

チェストの上には、ついつい、モノを置いてしまって、それがそのまま風景になって放置・・・ということがよくあります。

チェストの上にはコーヒーメイカーとレンジ以外は、何も置かないことにしました。



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ビフォー写真を撮り忘れました~。

片づけが終わったら、観葉植物を育てたいな~と思います。

コーヒー部(自分用のやかん+ドリッパー+サーバーを手に入れる)

お兄ちゃんが先日11歳になりました。

今年の誕生日のプレゼントは、自分用のやかん、ドリッパー、サーバー。

今、お兄ちゃんが熱中しているコーヒーに関するものです。

 

前に参加したUCCコーヒー博物館のワークショップで習ったとおりに淹れていきます。(前はアイスコーヒー。今回はホットコーヒー。) 

jiyu-kenkyu-kazoku.hatenablog.

 

ゆっくりドリップされた、本当に味わい深いコーヒーを淹れてくれました。


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もうすぐ冬なのに、庭にたくさんのキアゲハの幼虫がいました①

わが家には、小さな花壇があるのですが、手入れのいらないハーブばかり植えています。ほとんど水やりもしていないのに、元気いっぱいのハーブたち。

その中でも、とくに強いのがフェンネルです。

ニョキニョキ生えて、食べるのが追いつきません。

 

しばらく放っていたのですが、そのフェンネルにチョウチョの幼虫がたくさんいるのを見つけました。数えてみると20匹。
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4日後、幼虫たちは、みんなまるまる太っています。
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形も模様も以前とは違っていますね。この色と模様で、キアゲハの幼虫だとわかりました。

 

フェンネルはクセの強いハーブだけど、キアゲハは食べるのか・・・。

あれ?キアゲハって春の虫じゃなかったっけ?生まれる時期を間違えたのかな?

これから寒くなるのに、どうするんだろう??

おとうと 「チョウチョになるときに、冬用に進化するんだと思う!お腹に長い毛がいっぱい生えて、あたたかくできるように。」

ふふふ、おもしろいこと考えたねー(笑)

お兄ちゃん「冬を越えると思う。」

ほう、どんな状態で冬を越えるんやと思う?

お兄ちゃん「まゆだっけ?あ、ちがう、サナギで。」

それじゃ、調べてみよう!

 

キアゲハについて

成虫は4月から10月頃まで、年に2回~4回ほど発生する。海岸植物から高山植物までを含むセリ科植物を食草とするため生息地も幅広く、海岸から市街地、農村、山地、さらには高山帯までと、いろいろな場所で見られる。 
幼虫の食草はセリ、ハマウド、シシウドなどのセリ科植物である。葉だけではなく花序や若い果実をも好んで食べて育つ。ニンジン、ミツバ、アシタバ、パセリなどの野菜も食草となるので、これらが栽培される畑でも幼虫が見られる。

都会でも家庭菜園でパセリなどを栽培するとたちまち成虫が産卵していき、幼虫を見ることができる。幼虫は三齢まではナミアゲハと同様に鳥の糞に似せた保護色をしているが、四齢幼虫では白地に黄色と黒の斑点模様の警戒色となる。五齢幼虫ではさらに黄緑と黒のしま模様に変化し、黒いしまの部分には橙色の斑点が乗る。
冬は蛹で越冬する。冬型の蛹は-196℃の低温にも耐えられる。 

  Wikipediaより

 

お兄ちゃん「-196℃??南極でも生きられるじゃん!」

 

 今朝(はじめに幼虫を見つけてから10日後)、フェンネルの茎が途中で切り取られたようになっていました。
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誰かが切ったのかと思って、家族にきいてみても、誰もフェンネルを切っていないとのこと。どうやら、キアゲハの幼虫たちが食べつくしてしまったようなのです。

すごい食欲!!!!

 

夕方、茎だけになったフェンネルから、数匹の幼虫が移動しはじめました。

 行先は日当たりの良い壁。
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10分後見てみると、背中をそらしてサナギになる準備をしている様子。
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さて、このキアゲハたちがどのように成長していくのか、ひきつづき観察していきたいと思います。