市場のプロに教わる「野菜と果物の目利き教室」に行きました。
姫路市の中央卸売市場で行われた「野菜と果物の目利き教室」に家族で参加しました。
事前に申し込みをしておきます(参加費 ひとり500円)。
早速、目利きクイズ~!!!
8種類の野菜や果物を、消費者目線で選びました。
買い物をするときに、自分ならどんなふうに野菜や果物を選ぶ?
兄弟の答えは
「新鮮なの」
「きれいなの」
「大きいやつ」
「ねだんが安いの」
せやなー!同感。
よし、クイズ、がんばろうっ💪
最初は大根!!
「こっちは形がキレイだけど、こっちはあんまり。」
「これ、曲がってる。」
「これ、太くて大きい!」
大根以外にも、さつまいも、トマト、きゅうりや、みかん、りんご、イチゴなど。商品としての順位を見極めました。
「これ、粒の大きさがそろってるから、良さそう」
「これが、色むらがなくて、きれい」
などなど。
みんな、真剣に野菜、果物を見ました。
上の写真の大根にプロが順位をつけるなら、C▶A▶Bなのだそうです。
Aは、曲がっています。
Bは、素人にはわからなかったのですが、キズがあるそうなのです。
プロは、消費者に売れるように「形、色、鮮度」などをしっかり見極めて選んでおられるそうです。これらの基準は、味の良さにもつながっているそうです。
満点に近い参加者もいて、上位の方には野菜や果物の商品が授与されました。
わが家は、24問中14問の正解でした。
参加賞のみかん🍊をもらいました。
このみかん、大当たりですごく甘くて美味しかったです。
さすが、プロが選んだみかんです!!
お次は、りんごといちごの試食会
「こんなに大きいイチゴ、見たことない〜っ!!」
「うわ、りんご、あっま〜」
ほかにもこちらの野菜と果物を、おみやげにいただきました。
あとで自宅で食べたのですが、どれも、ほんとに美味しかったです。
目利きのプロのワザに頭が下がります。
次は、市場の中を見学させていただきました。
こちらは、バナナのムロ
バナナは、緑色の状態で市場に入ってきて、13〜15℃のムロで数日寝かされると黄色い色になります。
これは、何でしょう?
こちらは、トロ箱などの発泡スチロール、プラスチックゴミを圧縮したバー。
1枚で6〜7kgの重さがあります。
これを輸出して、年間300万円ほどの収益になります。
輸出先で、リサイクルされるそうです。
たくさんの野菜や果物の箱が積み上げられています。
上から黒い蛇腹状のものを下ろし、温度管理できるそうです。
こちらは、せり場。
午前5時ごろから、せりが行われているそうです。午前中は、活気にあふれていそうですね。
こちらは、マイナス20℃の冷凍庫です。
みかんが、カチコチ。このみかんも、いただきました!
「寒い〜っ。早く冷凍庫から出たい〜!」
今回は、野菜や果物の選び方を教わったり、ふだん一般の市民が入れないところを見学させてもらえたり、おみやげがいっぱいもらえたり(笑)、とても充実した一日になりました。
お兄ちゃん「今までは大きさとか値段だけで野菜とか選んでたから、プロに教えてもらえて良かった!」
おとうと 「冷凍庫、やばくて、スゴイ楽しかった〜!」
お父さん 「今日は楽しかった。食品流通の世界を知れて、良かった。消費者が買う目線で見ると、形がキレイとかになっちゃうんだよね。作り手の農家さんの立場になってみると、どうなんだろう?って考えてしまった。」
お父さんが言ってくれたように、農家さんの立場も想像してみたり、大切にしたいと思います。
私達、消費者が形や色にこだわらず、新鮮な間に、野菜や果物、その他の食品を買えば、世の中のフードロスを減らすことにもつながっていくのでは?と、考えることができました。