親子で鯛をさばいてみよう(鯛の観察)
今日はスーパーで真鯛を買ってきました。
「鳥取産 真鯛」としか書いてなくて、「天然」か「養殖」か分かりません。
そこで予想してみます。
おとうと 「これ、たぶん天然。目の上が青いから。」(根拠はありません)
お兄ちゃん「養殖。歯が少ないように思うから。」(これも根拠はありません)
お母さんも養殖かなって思う。歯がとんがってて鋭いから、貝とかあまり食べてないのかも。それにしっぽも綺麗すぎるから、荒波で揉まれてないんじゃないの?(こちらも根拠はありません)
さて、見分け方には3つのポイントがあるそうです。
①色
天然ものは、キレイなピンク色
養殖ものは、背中が黒い、もしくは全体に赤黒い
養殖をする生簀の水深は10メートル程度な為、日焼けにより体表が(特に背中が)黒くなるそうです。それに対し天然真鯛は深い所に住んでいるので日焼けしないそうです。
最近は黒いネットを掛けて遮光していたり、エサの工夫で、養殖ものであってもピンク色の鯛も出てきているそうです。
②鼻の穴
天然ものは、鼻の穴が4つ
養殖ものは、鼻の穴が2つ
天然ものは前鼻孔から水を吸い鼻腔で匂いを感じ取り後鼻腔で水を排出する機能が左右2セットある。
養殖ものは前鼻孔と後鼻孔がなぜかくっついています。
③尾びれの形
天然ものは尾ひれがピンとして尖っている
養殖ものは尾ひれが丸く短い
これらの情報をもとにして、今日の鯛について考えると、
①ピンク色だね
②鼻の穴が片方に2つ(細長い穴と、小さな丸い穴)あるみたい
③尾びれ、尖ってるよね
「天然もの」でしょう!!
実は、鯛について深堀りしていくうち、「天然」か「養殖」かだけでなく
「真鯛」か「チダイ」かという問題にも行き当たりました。
「チダイ」は「真鯛」と非常によく似た魚なんです。
見分けるポイントは、こちらも3つ。
①尾びれの色
黒い色が入っていると「真鯛」
赤色のみだと「チダイ」
②エラの色
エラふたの上部が赤い色をしていると「チダイ」
③背びれのとげ
背びれの二番目と三番目のとげが長く伸びているのが「チダイ」
①尾びれは、すこーし黒い部分があるね
②エラ、赤いなぁ
③検証するのを忘れました(汗)
うーん、「真鯛」やんな。それとも「チダイ」なんかな???
魚について詳しい方に、ご教授いただきたいです。
さて、調理開始~。
ウロコとりは、おとうと担当です。
さばきは、母担当。
硬骨魚類の鯛の骨、ほんとうに硬い!手がすべると、あぶない!!
要注意です。
鯛の身+あさりでアクアパッツア
頭と骨から、出汁をとって、鯛だし茶漬けになりました。
結論は、「天然」でも「養殖」でも「真鯛」でも「チダイ」でも、おいしいってことでした(笑)!!!