わが家の自由研究

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親子で防災を考える⑦水害

九州地方で記録的な大雨が降り続いていますね。避難指示も出されています。どうか、みなさんご無事でいてください。

私たちの住む地域でも雨が激しくなってきました。
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今日は、兄弟たちと水害時の避難について話しました。

大雨が降ってて、水があふれてる道路を歩いて避難するよ。どんな靴を履けばいいやろう?
お兄ちゃん「水が通るようにサンダル、でもケガしないように足全体が覆われてるやつ」
おとうと 「スニーカー!確か前に借りた本に書いてた!!」

あれ?二人とも長靴って思わなかったの??
そう答えはスニーカーです!!
以前参加した防災講座で、「雨で増水してきているときには、くれぐれも長靴は履かないように!」と言われて、私は頭の中が「????」だらけになってしまいました。
濡れないように長靴がいいのでは?と思ったのです。でも、増水して水が長靴に入り込むことも考えられ、そうなると重くて歩けなくなったり、長靴が流されてしまうこともあるようです。
増水時はスニーカーをきっちり足にフィットさせて(ひも靴なら、しっかりと紐を縛って)避難することを教わりました。


夜に大雨が降って、避難してくださいって言われたらどうしたらいいかな?もう、水が道路まで上がってきてるよ。
お兄ちゃん「家の中にいて、できるだけ上階にいく」
おとうと 「二階ににげる」

二人とも正解。

これも講座で習いました。暗くなってから(夜間)、避難のために外に出るのは非常に危険なのだそうです。
道路と、増水した川や水路との境目がわかりづらくなり、足元をとられて流されてしまう事故が起きているそうです。そのような場合は、外に出ないで建物のできる限り上の階に避難するとのこと。


避難するときは、非常持ち出し袋に何を入れていこうか?
お兄ちゃん「水と非常食と、着替え、避難所で読む本とかゲームとか。あと毛布!」
おとうと 「でも毛布なんか濡れちゃうんじゃない?」

水害の避難時には、非常持ち出し袋の中身も、地震の備えとは異なるそうです。
水500mLボトル1人一本、非常食少々、下着や着替えをポリ袋に入れ、それらをリュックに入れて背負うといいそうです。水や非常食が少なくていいのは、だいたい1日くらいで水が引くことを想定しているため。下着や着替えをポリ袋に入れるのは、雨で濡れないためなのだそうです。

近年、地球規模の異常気象がつづいています。
自分の命を守る術を身につけて、災害に備えていきたいです。まずは、防災を意識して、大切な情報をシェアするところから。