わが家の自由研究

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親子で防災を考える⑥人と防災未来センター

神戸にある人と防災未来センターに、家族で行きました。

この施設では、阪神淡路大震災の経験から得られた教訓や、防災・減災のたいせつさを発信しています。

 

まず最初に、1・17シアターで震災を追体験します。

特撮技術やCGで再現した映像を見るのですが、自分が本当にこの地震を体験しているようで、涙が出て止まりませんでした。

地震がきたら、頭を守って机の下だよ!」と親子で話していましたが、想像以上の激しい揺れを目の当たりにして、思うように体が動かせないだろうと思ってしまいました。

 

おとうとは怖くて画面を直視できませんでした。

お兄ちゃんは「ショック!こんなに??って地震の強さに驚いた。はだしのゲンにでてきた空襲と似たような感じ。こわい・・・」と言っていました。

 

その他には、映像や展示物などで、被災した方々の体験談を知ることができます。

 

また、コンピューターでハザードマップをこまかなところまで見れるので、わたしたちがふだん生活していて行く場所を見て「ここにいるときは、土砂が来る可能性があるので、こちら側に走って逃げよう」など具体的に確認しました。

 

いちばん子供たちに響いたのは、実際に震災を体験した「語り部」の方のお話です。

地震の数か月前から、群発地震があったことや、身近にどんなことが起こっていたのか(空の様子、地鳴り、小動物の様子)を教えてくださいました。

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そして、南海トラフに備えて、私たちに2つアドバイスをくださいました。

①毎日、歩くことで体力をつけてほしい。そして空の様子を観察してほしい

②キャンプをして、生き抜く力をつけてほしい

とのことでした。

絶対に、やろう!!と思いました。

 

今回、このセンターに行ったことで、より一層、災害を具体的に想定できるようになりました。地震だけではなく、水害、風害、火災、いろいろなことがあります。恐れ過ぎずに、正しく備えていくことを、毎日少しずつ取り組んでいきたいと思いました。