おいしいトマトを見極める実験(密度)
テレビで、おいしいトマトを見極める方法を紹介していました。
塩水にトマトを入れて、沈んだものがおいしいトマトだと、実験をしながら教えてくれていました。
早速、わが家でもミニトマトを使って、おいしいトマトを見極める実験をしてみました。
最初、塩を加えないで水の中にミニトマトを入れてみました。
全部、沈んだ!!
そこに、どっさり、塩を入れてみました(by おとうと)。
あれ??全部、浮いた!!!
これじゃ、どれがおいしいトマトか、わからない~(泣)
実験、やりなおし。
水に、小さじ1(約5グラム)ずつ塩を足していって、変化をみました。
①②すべて沈んでいて、変化なし。
塩を加えたときにかきまぜたので、写真で見るとトマトの位置は変わっているが、実際は、すべてのトマトが水に沈んでいる状態。
③一部のトマトが浮いた。
④すべて浮いた。
3.8%の濃度の塩水で、浮いたトマトと沈んだトマトに分けて、食べ比べてみました。
どちらも酸っぱい(涙)。もう一回、別のトマトを食べてみても同じ結果。浮いたトマトも沈んだトマトもどちらも酸っぱかったです。
浮いたトマトの中から、もうひとつ食べてみると、あれれれれ?甘い。
あ、そうか、沈んだから甘いとは限らないよね。
確か、テレビで、沈んだトマトは中身がしっかり詰まっていると言っていたなぁ。
どういうしくみなのかなぁ?
これは、水に塩を溶かすと、塩の量が増えるにつれて、塩水の密度が高くなることを利用した実験になります。
密度を比べたい野菜やくだもの(今回はミニトマト)を水に沈めます。
ほとんどの野菜やくだものは水よりも密度が高い(重い)ため、水に沈みます。
水に少しずつ塩を溶かしていくと、塩水よりも密度が低く(軽く)なったものが浮き上がってきます。
実験で、しっかりと実がつまった密度の高いミニトマトを見つけることができて楽しかったです。塩水の濃度が大切だとわかりました。
ミニトマトを食べてみたところ、密度が高い(重い)からといって、甘いとは限らないことがわかりました(笑)。