ポップコーンのサイエンス
北海道に旅行された方が、ステキなおみやげをくれました。
こんなふうに丸ごとのポップコーンを見るのは、初めてです。
わくわくっ♪♪
早速、子供たちと一緒に、芯からコーンの粒をはずす作業にとりかかります。
深い鍋を用意して、オリーブオイルと塩を少々入れます。
コーンの粒を投入
ふたをして火にかけます
ボンボンはじけている間は待ちます。
あ、一個はじけた!
ジャーン!できあがり!!
すっごく増えました~っ!!!
カレーパウダーで味変も。
お兄ちゃん「おいしいーっ」
おとうと 「うまっ。いくらでも食べられる!」
母 「映画見ながら食べたいなー」
それから、しばらくして
ポップコーンって、どうやってできるの?
ポップコーンがはじける原理って??
っていうことが気になり始めましたよ。
これが温める前のトウモロコシの粒。
縦に切ったものと、横に切ったものも。
私は包丁とはさみを使いました。乾燥したトウモロコシはとても硬いので、切るときには十分ご注意くださいね。
外側の黄色い部分が、硬いデンプン。
中にある白い部分は、軟らかいデンプン。ここに、芽が出るための養分と水分が入っているそうです。
この水分が、ポップコーンをはじけさせるのに、とっても重要なんです。
水は、温められて100℃に達すると、気化して水蒸気に変わります。
このとき体積は約1700倍にも膨れあがります。
トウモロコシの粒の白い部分に含まれる水分が、鍋で温められて、水蒸気となりどんどん膨らんでいきます。
黄色い硬い部分が水蒸気を押さえつけてがんばっているのですが、中からの圧力に耐え切れず限界までくると一気に爆発します。水蒸気爆発がおきているのです。
ほかにも同じしくみを利用しているお菓子に、お米からつくるポン菓子があります。
よく、お祭りで売ってますね~。
あー、ポン菓子も食べたくなってきた!!