わが家の自由研究

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この水はどこから来たの?(雨のしくみ)

カップケーキが入っているプラスチックケースの内側(天井部分)に水滴を発見しました。
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この水はどこから来たんだろう?

ちなみに、水滴を発見する前、このようにプラスチックケースの上に、冷蔵庫から出したばかりのお皿(肉が置いてある)を乗せていました。
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おとうと 「お肉の汁がカップケーキの容器に入ったんじゃない?」
お肉の汁?そう思う??あ、でもこのプラスチックの容器、すごく頑丈で水を通さない感じがするよ。
お兄ちゃん「容器の中にあった空気が上のお皿で冷やされて、水に変わったとか?」
お、そうか~!!なんだか、雨みたいだね!!!

雨はどのようにして降るの?

①目には見えませんが、空気の中には水蒸気がふくまれています。
この水蒸気は、海や湖の水や、地面にふくまれている水が太陽の熱で温められ蒸発してできたものです。

②蒸発した水蒸気が空にのぼっていくと(温められた気体は、上にのぼる)、上空は温度が低いために、水蒸気は冷やされて、小さい水のつぶになったり、または氷のつぶになったりします。このような水や氷のつぶがたくさん集まって空にうかんでいるのが、です。

③雲の中では、小さな氷のつぶや水のつぶがくっつきあって、だんだん大きくなります。すると、重くなって空にうかんでいられなくなり、落ちてくるのです。それがです。


今回、カップケーキのプラスチックケースの中で起こったことを、これにあてはめてみると・・・

カップケーキに含まれた水分(牛乳や卵)が室温で温められてケースの中で水蒸気となり漂っていた。

②ケースの上に置いた冷たい皿がケース内の水蒸気を冷やした。冷えた水蒸気から、小さな水のつぶがたくさんできた。

③水のつぶがくっつきあって、大きくなり、水滴になった。

 兄弟 「この水滴が、お肉の汁じゃなくてよかった~」
うん、ほんとにそうだよねー(笑)


ちなみに、冬によくおこる結露、あの窓にできる憎き水滴も同じようなしくみで発生します。
結露は、湿気(水蒸気)を含んだ暖かい空気が、外の冷たい空気で冷やされることにより、水滴に変わる現象のことです。