わが家の自由研究

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わが家のSDGs③

わが家の身近なSDGsのご紹介、第3弾です。

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今回は、わが家で実践しているSDGsな卵のゆで方。

何年か前に、テレビで紹介された方法です。


⑥安全な水とトイレを世界中に (Clean Water and Sanitation)
使用する水が少ないので、水資源をムダにしません。

⑬気候変動に具体的な対策を ( Climate Action)
加熱時間も少なくて、CO2が削減できます。

しかも、しかも、殻がむきやすいんです!!


①卵のお尻にヒビを入れる。
強く打ちつけると割れてしまうので、スプーンで叩くのがオススメ。

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②鍋に、卵を立てて(ヒビを入れたお尻を下にして)並べる。そこへ、水を大さじ3入れる。

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③鍋にフタをして、強火で6分加熱する。

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④そのまま7分放置したら、できあがり。

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そもそも、ゆで卵がむきにくくなるのは、白身に含まれる二酸化炭素が関係しています。

加熱すると、白身に含まれる二酸化炭素が膨張して、白身が殻の内側にはりついてしまいます。

でも、卵のお尻にヒビを入れると、二酸化炭素が抜け出していくことができます。


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[画像] 独立行政法人 家畜改良センター岡崎牧場 HPより

生卵のお尻には、気室というすき間があります。
このすき間があるおかげで、ヒビを入れても内部の卵殻膜に守られて白身は飛び出しません。

二酸化炭素だけが抜けるんです。

[参考] NHKガッテン HPより


お兄ちゃん「こういう小さいワザを積み重ねていったら、かなり環境によくなりそうだね。」
おとうと 「ゆで卵が簡単にむけるっていうのが楽しい!」

漁師体験ツアーin家島諸島

家島諸島で開催された漁業見学・体験会(漁師体験ツアー)に参加しました。

参加したのは、おとうと(9歳)と母。

おとうとは、ワクワクしすぎて、前日あまり眠ることができずにいました。

 

底曳網見学

姫路の妻鹿漁港(めがぎょこう)から船で漁場に向けて出発しました。

かなりのスピード感!!!船長さん、飛ばしてます。

 

漁場では、一隻の船が底曳網を巻き取るところを見せてくださいます。


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網がどんどん巻き上がってくる頃


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寝不足のおとうとに異変が・・・

なんと、船酔いしてしまいました~(泣)。

 

 

船上選別体験

網にかかった魚たちを、種類ごとに分けます。

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エビやイカ、タコ、鯛、サメもかかっていました。

ヒトデもたくさん。

 

作業終了のころ、獲れた魚を見て、おとうとは元気になってきました。

 

 

船上では、穫れたての鯛をさばいてふるまってくださいました。

穫れたての新鮮な鯛は、歯ごたえがあって、とっても甘かったです!!

 

イカの捌き方も教わりました。


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ハサミで簡単にさばくことができましたよ。

 

 

中間育成施設

坊勢島につくと、魚の中間育成施設を見学しました。

 

卵から孵った稚魚を数か月飼育して、ある程度大きくなってから海へ放流するのだそうです。


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エビやヒラメの赤ちゃんを見せていただきました。

 

ヒラメには、エサをあげました。

 

稚魚放流

バケツにヒラメを入れてもらい、海へ放流しました。


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おとうと「元気に大きくなってね。ばいばーい!」

 

漁協の製氷場見学

こんどは、島を散策しながら、漁協の製氷場に向かいました。


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天井まで高く積み上がった氷。

一番寒い製氷場は、なんと−35℃⛄

ガクガクブルブル


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大きな氷の塊がベルトコンベアーでゆっくりと上に運ばれると


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細かく砕かれて、スゴイ勢いでチューブから出てきました。

みんな驚いて顔をガード!!

 

真鯛釣り(海上釣り堀)

さて、お次は西島へ向かいます。

西島の海上釣り堀につくと

「はい、じゃあこれから順番に鯛を釣っていってもらいます〜」と職員さん。

 

え?そんなに予定通りに釣れるん??

今まで釣りに行っても、思うように釣れたことがないので、半信半疑でしたが・・・

なんと、ものの数秒でスゴイ引きが来ました!!

まさに、入れ食い状態です。


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「なんでこんなにスグ釣れるんですか?」と職員さんにお尋ねしたら

「鯛の好物のエサを使ってますんで〜」

とのこと。

 

 

おみやげ

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こんなにたくさんの魚をおみやげにもらいました。

 

今日は、たくさんの体験をすることができて、とっても楽しい一日になりました。

おとうと 「将来、漁師になるっ!ここの島の漁師ね🐟」

おとうと9歳の夏でした。

自然観察(兵庫県/玄武洞)

兵庫県豊岡市にある玄武洞に行きました。

玄武洞は、国の天然記念物。


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約160万年前の噴火によって流れ出したマグマが冷やされ、玄武岩溶岩の厚い層が作られました。
その後、河川による侵食により玄武岩塊がむき出しとなりました。
玄武洞玄武岩はマグマが冷却される際に体積が小さくなることでできる割れ目(節理)が顕著で切り出しやすかったこともあり、これを人々が採掘し、その採掘跡が洞窟として残りました。

1926年、京都帝国大学の松山基範博士が、玄武洞の石の磁性の方向が今と反対の南を向くことを世界で初めて発見しました。この発見により、ある一定の時期、地球の磁場(N極とS極)が今と逆転していたことがわかりました。これを「松山逆磁極期」と呼びます。この世界的大発見は、玄武洞から始まったのです。

  「ふるさと兵庫魅力発見!」 兵庫県教育委員会より引用



玄武洞公園を散策していて、目を引くのがカニたちです。

なんでこんな岩山にカニが???
しかもこんなにたくさん???
(何百匹もいました🦀)

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みんな、背中がニコニコ笑顔なんです〜っ☺

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調べてみると「アカテガニ」というカニなのだそうです。

森の中で暮らしているアカテガニ
カニは、魚と同じでエラ呼吸なので水がないと生きていけないのですが、アカテガニはエラ呼吸した水を口から吐き出し、腹部の脇を伝わせて空気に触れさせ、脚のつけ根から再び体内に取り入れているんです。
このように水の循環ができるため、森の中でも生きることができるんです。

産卵のときには、海に向かうそうですよ。
www2.nhk.or.jp




こちらは、お取り込み中のカタツムリ。
失礼します(苦笑)。

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タツムリのおしりの穴は、殻の入り口、つまり顔の近くにあります。そこから細長いうんこをニョロニョロ出すと、足を使ってていねいにおりたたむのです。その所作は、心をこめておりがみをおるかのよう。

   「続々ざんねんないきもの事典」高橋書店 より引用

このカタツムリは、うんこを折りたたんだところだったんですね!!(笑)

お兄ちゃん「カニがいっぱい居すぎて、踏みそうになっちゃった。」「地球の磁場が逆転していたことは、知っていたけど、ここで発見されたとは知らなかったなぁ。」

おとうと 「今日は、カニを見たのがいちばん楽しかった!!」「それから玄武洞ね、あんなにキレイな石が自然にできたのはすごいなって思ったよ。」

わが家のSDGs②

今日は、野菜の配達日。

わが家では、近くの農家さんから、直接、野菜と卵を購入しています。

その農家さんは、無農薬、有機肥料(鶏糞)で野菜を育てていて、飼っている鶏のエサは、無農薬米というこだわりよう。

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地球だけでなく、野菜にも鶏にも優しい農家さんなんです✨✨✨


さてさて、わが家の身近なSDGsの記録👍第2弾です。

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⑬気候変動に具体的な対策を ( Climate Action)


⑬地域の農家さんから購入しているので、輸送距離が短くてすみます(地産地消)。=CO2の排出量の削減
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野菜と卵は、大きなダンボールに入って届きます。

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ダンボールと卵のパックは都度お返しして、再利用してもらってます(わが家専用のダンボールで、わかるようにマジックで名前が書いてあります)。

ゴミの削減=CO2の削減




今日は、野菜くずからベジブロスを作りました。ふだん捨ててしまうところ(芯やヘタ、皮)にこそ、栄養がたくさん含まれているそうです。


とうもろこしや玉ねぎの皮、人参のヘタ、モロヘイヤの茎などなど。

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できたベジブロスはカレーや汁物の出汁に。

⑬野菜くずは、畑の一角に撒きました。
こちらも!
ゴミの削減=CO2の削減

わが家のSDGs①

最近、SDGsについて語られる場面が急激に増えましたよね~!!

私は、1年半くらい前にこちらのワークショップに参加するまで、SDGsって一体なんなのか??さっぱりわかりませんでした。
jiyu-kenkyu-kazoku.hatenablog.com
jiyu-kenkyu-kazoku.hatenablog.com


今は、メディアでも毎日のように取り上げられているので、かなりSDGsを身近に感じるようになりました。

これから、わが家で取り組んでいることを少しずつ記録していこうと思います。

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SDGs

今回の記事では、これらの目標の中の⑬気候変動に具体的な対策を ( Climate Action)⑭海の豊かさを守ろう ( Life Below Water)について。

⑬1つの鍋で3品つくることでCO2の削減に!!
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1つの鍋で3品同時に火を通すので、火を使う時間を短縮できます。

まず、鍋にスープ用の具材を敷き詰める。
その上にポテトサラダ用のじゃがいもを置く。
空いたスペースにアルミホイルに包んだ卵を置いてゆで卵も作る。


⑬鍋の保温をしてくれる布にくるむことで、火にかける時間を短縮できる。=CO2の削減
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鍋帽子という鍋用のお布団のようなものを使っています。
鍋が沸騰したら火からおろして鍋帽子でくるむと、長時間高温を保つことができます。


⑭鍋を洗わずに使うことで、河川を汚さない。そして、水資源を余分に使わない。

実は、同じ鍋で直前にシュウマイを蒸しました。
お肉の油が鍋に落ちていましたが、洗わずに次の料理を仕込みました。
お肉のエキスもプラスされて、美味しくなること間違いなし✨

以前、南極料理人の方のお話を聴いたときに「南極では水が貴重なので、できるだけ鍋を洗わずに連続して調理する」とのお言葉がありました。それ以来、わが家でもこのワザを実践しています。



お兄ちゃん「自分もゲームの中で、これと同じようなことやってるんだよ!!資源を根絶やしにしないようにしたり、効率がいいように考えながらするんだ。」

「えーっ?ゲームでそんなことやってるん??すごいやん!!なんていうゲーム??」

お兄ちゃん「Rimworldっていうゲームだよ!効率のいい動線とかも、考えたりするんだ。」

「へーっ、スゴっ!実際の生活にも活かせそうやなぁ」

ゲームの世界と現実の世界に一致する場面が見つかり、思いのほか、お兄ちゃん(12歳)と話がはずみました👍

はじめてマルベリー(桑)を収穫したよ(自然栽培)

2019年冬、お花屋さんでマルベリー(桑)の挿し木を買いました。
購入時期は、記録していませんでした。たぶん2019年の11月か12月だと思います。


購入当初のマルベリーは、見たところ、木の枝が苗ポットの真ん中に刺さっているだけでした。
枝の長さは、15センチ位、直径1センチ位。


わが家では、この挿し木を植木鉢に移し替え、無農薬&無肥料の自然栽培で育てていくことにしました。

マルベリーは日本の環境に合っていて、病気や害虫の心配がなく育てやすいそうです。
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数ヶ月で、枝と葉が出てきています(2020年3月)。
新しく伸びた枝の長さは20センチほど。


こちらは、去年5月と今年5月のマルベリーの育ち具合を比較したもの。
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今年は、去年よりも太い枝が放射状に伸びて、それぞれに葉と実をたくさんつけています。

各枝の長さは1メートル弱くらいに伸びました。

肥料もあげてないのに、スゴイ✨✨✨


「マルベリーは雌雄異株で2本植えないと実がならない」と書いてある記事をいくつか見かけましたが、1本の木しか植えてなくても実がたくさんなりました〜。

わが家のマルベリーは、雌雄同株だったんですね。


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たくさんの実がなったので、重たくって、枝先が地面につくほど垂れ下がっています。

ちなみに、去年は10粒ほどしか実がなりませんでした。しかも、食べるのを忘れてしまった〜💦




さてさて、黒く熟れた実を収穫してみました。
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黒くてピカピカしてて、見るからに美味しそうでしょう??(笑)

おとうと 「うわぁ、美味しそう〜😊」

生でひとつ食べてみると

うわーっ、美味しくない💦
青臭〜っ
まだ熟れてない〜っ

とにかく、美味しくなかった(笑)。

甘い実にするのには、きっと栽培のコツなどがあるのでしょうね。
剪定もしない、何もしないと、とっても野性的な味のする実が穫れました。

わが家のマルベリーは生で食べるのに不向き。


そこで、ジャムを作ることにしました。
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マルベリーの半量のお砂糖と、レモンを少々加えて、レンジでチンして作ります。

600wで5分。
ヘラで混ぜて、さらに5分。

完成〜😊
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とろみが少ないので、ジャムというよりソースのような仕上がりです。

おとうと 「めっちゃ美味しいー!!実の食感が、残るんだね。もっと舌でつぶれるのかと思った。」
お兄ちゃん「うん、イケる👍」
お味は、ばっちりのようです✨✨✨✨


<番外編>

マルベリーの実の収穫は、虫さんたちとの競争でした。

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ひょえ~💦
ナメクジとアリだらけ💦💦
ええい!
もう、その実は君たちにあげるわ(笑)。

あきらめてたニンジンが育ってた(自然栽培)

去年、自然栽培の教室でニンジンの種をいただきました。

自然に育ったニンジンの種を見たのは初めてだったので、そのわしゃわしゃとした形状に衝撃を受けました。
jiyu-kenkyu-kazoku.hatenablog.com


秋に、その種を畑にまきました。
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3週間後には、こんなふうに双葉から本葉が出ていました。
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でも、それから、一向に芽が大きくならず、すっかりあきらめていました。



冬、春とほったらかしにしてた畑に、久々に行くと雑草たちが生い茂っています。

ここにヤーコンを植えようと、雑草をザクザク刈りとっていくと、

ん?
ん?
んん?
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何やらニンジンの葉っぱのようなもの発見〜っ✨✨
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葉っぱの一部を刈ってしまってる💦



あ、オレンジ色の部分が見えた。
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じゃ~ん
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小指くらいの大きさの可愛らしいニンジンが獲れました〜😊

お兄ちゃん「ちっちゃ!」

かじってみると、しっかり濃いニンジンの味がしました✨

あ、このニンジンの品種名を先生に伺うのを忘れていました💦

先生は、固定種のタネを取り寄せて栽培されていたのですが、何ていうニンジンなんだろう??

小指サイズからまだ大きくなるのかしら?

通常、ニンジンは種まきから120日ほどで収穫となるそうです。
無農薬・無肥料の自然栽培の場合、1.5倍~2倍の期間がかかることは覚悟しておかなければなりません。

わが家のニンジンは、種まきから220日くらい経っていて小指サイズにしかなっていません。

ここで、家族会議!!
このサイズが成長しきったサイズの品種かも?
栄養や水を雑草にとられた?
雑草が生い茂りすぎて、太陽が遮られたから?
種をまいたあと、すぐに冬になって気温が下がるから、時期を間違えたんじゃない?

いろいろな意見がでてきました。

畑のニンジンを、このままいくつか残して、今後の成長の様子を見てみたいと思います。