え?縄文時代にパンがあったの???
さて、今回は縄文時代の人が食べていた料理を再現したいと思います。
その名も『縄文パン』。
調理を担当するのは、お兄ちゃん(小5)とおとうと(小2)です。
縄文パン(2枚分)
<材料>
そば粉 50g
小麦粉 50g (*縄文時代はドングリを粉にして使用)
すりおろした山芋 50g
きな粉 20g
はちみつ 大さじ2
すり黒ゴマ 大さじ2
<つくりかた>
①材料をすべてボウルに入れて、よく混ぜあわせたら、水(分量外)を加えて、耳たぶくらいのかたさになるようにこねる
②①を二等分し、直径13~15cm 厚さ8mmほどに手でのばす
③ホットプレートにのせ、弱火で10分ほど焼く
裏返して、こんがりするまで焼く
黒ゴマをすります
混ぜ合わせて、こねます
平たくのばします
焼きます
食べます(バターをのせて)
お兄ちゃん「わぁ、ホットケーキみたい!!うーん。。。思ってたよりパンっぽくない。硬いし、おいしくないかな。」
おとうと 「でも大昔にしたら、ごちそうだったんじゃない?あー、のどが渇く~。」
母 「なんか健康に良さそう!!」腹持ちもよさそうな感じだね。」
今回、縄文時代のごはんについて調べてみて、当時の人々は、シンプルな料理だけでなく、土器を使って鍋料理のようなものを作ったり、ドングリなどを加工して複雑な料理を作っていたんだなぁ、すごく賢かったんだなぁと思いました。
1万年前の大先輩たち、すごい!!
さて、この大先輩たちは、狩猟生活でタンパク質中心の食事をしていた時代にはなかった悩みを抱え始めたそうです。それは、なんと虫歯~っ
ドングリなどの木の実は、でんぷん。それが、糖となり、虫歯ができたそうなのです。
歯医者さんなどいない時代、どのように対処していたんでしょうね?
ふと、トム・ハンクス主演の『キャスト アウェイ』という映画のワンシーンを思い出してしまいました。
飛行機事故に遭い、無人島に流れ着いた主人公が、サバイバル生活を始めるのですが、痛む虫歯を自分で抜いてしまうシーンがあるんですよ。
痛みに悶絶するシーンが頭から離れません。
縄文人もそうやって、対処していたのかな??
イタタタター!