ハチの巣を観察してみよう
きょうは、朝から車で山の方へ出かけました。
立ち寄ったキャンプ場の入口付近に、すごく目立つレモンイエローの物体を発見。
おとうと 「あ、ハチの巣!」
キャンプ場のおじさん「ほんまや、気づかんかった。やっつけよ。」
え?今から??しかも、自分でハチの巣を駆除するの???
おじさんは、巣に向かってハチ用のスプレーをすると、ひょひょいと作業を終了しました。
キャンプ場のおじさん「はい、これ、おみやげ。いる?スプレーしたから食べられへんけどな。」
と言って、ハチの巣をくれました。
ワ・・・ワイルドなおみやげ(笑)。
でも、観察するのはおもしろそうなので、ありがたく頂戴しました。
巣を横から見たところ。レモンイエローの部分が飛び出している。
正面から見たところ。レモンイエローの物体がない部分には幼虫が入っている部屋もある。すでに、空室もある(笑)。
調べてみると、これは、キボシアシナガバチという種類のハチの巣のようです。
成虫の体長は約12〜18mm。
巣は黄褐色で、繭のふたは育室から数mmほど突出し鮮黄色である。
営巣規模は小さく、働きバチ数は多くて約20匹ほど。
育室数は通常100以下。
低山地から山地に分布し、樹木の枝や葉裏に営巣する。
樹高が低いスギなどの植林地では密度が高くなることがある。
Weblio辞書より
レモンイエローの物体は、繭のふたです。幼虫が自分でふたをつくって、さなぎになり、成虫となり、ふたを突き破って出てくるのだそうです。
それにしても、派手な色ですよね。
なんで、繭のふたはレモンイエローになったんやろう?
お兄ちゃん「保護色?あ、ちがう、目立ちすぎてる。そうだ!警戒色!!」
なるほどー!それは思いつかなかったよ!!
おとうと 「大人のハチが黄色のエキスを幼虫にあげてるから。」
うん!それもあり得るなぁ!
今のところ、どうしてレモンイエローになったのか、調べ切れていません。ご存じの方がいらしたら、教えてください。