自分にあった片づけの方法って?
今まで、片づけや収納、そうじに関する本や雑誌を何十冊も読んできました。
良さそう!!と思ったら、すぐに自宅でマネしてみました。
〇〇流とか、△△式とか、◇◇メソッドとか。
でも、すぐに元の木阿弥・・・
どうやら、今までトライしたのは、自分に合った片づけ方法ではなかったようです。
今回読んだ本では、「利き脳」を使って自分に合った片づけ法を教えてくれています。
「利き脳」は、坂野登京都大学名誉教授の提唱する「しぐさ利き脳理論」をもとに日本オーガナイズ協会が片づけに応用。独自に傾向とまとめたものです。
<左脳>
理論的・科学的思考
分析力
計算・数字理解力
物事の細かい部分を見る
<右脳>
感覚的・直感的
ひらめき・直感
芸術性
創造性
全体を見る
利き脳は、右脳と左脳、目や耳で見聞きした情報を脳に送るインプットと、情報を脳から発信し、行動を起こすアウトプットの組み合わせで、「右右脳」「右左脳」「左左脳」「左右脳」の4つの脳タイプに分離していますが、それぞれに思考や行動の傾向があります。
「片づけのプロが教える心地いい暮らしの整え方」下村志保美 三笠書房より
では、わが家の面々はどんな脳タイプなんでしょう?
<インプットを調べる>
兄弟は2人とも、左の親指が下になっているので、左脳。ちなみに父母も左脳でした。
<アウトプットを調べる>
お兄ちゃん=右腕が下になっているので右脳。おとうと=左腕が下なので左脳。ちなみに、父は左脳で、母が右脳。
<左左脳タイプ>お父さん、おとうと
基本的な傾向
- 何事にもリスクを考える慎重派
- 結果よりも過程を重視する傾向
- 数字や計算式など、文字情報に比較的強い
- シンプルな見た目、内容が好き
- デザインよりも機能性と合理性を優先
片づけに出る傾向
- 従来型の片づけに向くタイプ
- 使用頻度でモノを分けるのが得意
- 仕分けのないフリーな空間は苦手
- ラベリングやリスト管理が好き
- グルーピングや集中管理が得意
<左右脳タイプ>お兄ちゃん、母
基本的な傾向
- 思っていることと行動が違う
- 独自のこだわりを持っている
- 外見より中身を気にする
- 被害妄想に陥りがち
- 意外と立ち直りが早い
片づけに出る傾向
- 模様替えが大好き
- 感覚的で、収納の発想もユニーク
- ほかの人の方法はあまり参考にならない
- 収納のマイルールがあるとうまくいく
- 日用品は見えないと忘れがち
「ライフオーガナイズの教科書」主婦の友社より
少なくとも、自分(母)に関して言えば、なんで私のことそんなにわかるん???っていうくらい言い当てられてしまいました(笑)。
模様替えが大好きで、思い立ったら夜からでも始めてしまうし。
感覚的だし。
洋服が入ってそうなチェストに食器を収納して驚かれたことあるし。
ほかの人の方法をマネしても、うまくいってないし。
物を見えないところに片づけたら最後、それはほぼ使われないし(苦笑)。
これは、おもしろい!!
ネットで「利き脳」について検索すると、片づけ方の事例もたくさん出てくるので、今回は、この方法を使って、家の中を見直していきたいと思います。
「左左脳」「左右脳」のどちらにも合う片づけ方法や、使いやすい収納をさがしていこうと思います。