アリの生態 その②
育てていたプチトマトがひとつ、玄関の前に転がっていました。
そしたら、なんと、このような盛り土が!!
この盛り土は、おそらく、この前あおむしを運んでいったアリたちの仕業でしょう。
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おとうと 「え?アリってトマトも食べるの????」
そうだよねー。これは酸っぱい~って言って、食べるのをやめるかもよ(笑)
しばらく時間を置いてから、アリたちがトマトを食べたかどうか見に行ってみました。
上から見た感じは、ほとんど変化がないのですが、トマトを裏返すと・・・。
あ、もう、ほとんど食べられてる!!
トマトの皮をかじって穴を開け、そこから出入りして、中身を運んでいるようです。
アリには、雑食性と吸蜜性のものがいます。
この小石を集めてエサを隠す習性のあるトビイロシワアリは、昆虫の死骸や蜜も食べる雑食性です。
でも、トマトを食べるのには驚きました!!
お兄ちゃん「スズメバチみたいに肉食だったり、ミツバチみたいに蜜を集めるのだったり、なんでも食べる雑食だったり。アリの中にもいろんなのがいるんだね。」
あれから、2時間後。
裏返したトマトの上に小石を積んで、トマトを隠そうとするトビイロシワアリを発見。
そうか!トマトの上にも小石を積みたかったけど、さっきまではツルツル滑って積めなかったんだ。
これから、トマトをしっかり隠して、残っている中身を運び出すのでしょう。
台風の影響で、雨が降り出している玄関先。
アリさん、がんばれー!
こんどは、いろんな食材を置いて、どんなふうに食べるのか、ためしてみたいです。
ハチの巣を観察してみよう
きょうは、朝から車で山の方へ出かけました。
立ち寄ったキャンプ場の入口付近に、すごく目立つレモンイエローの物体を発見。
おとうと 「あ、ハチの巣!」
キャンプ場のおじさん「ほんまや、気づかんかった。やっつけよ。」
え?今から??しかも、自分でハチの巣を駆除するの???
おじさんは、巣に向かってハチ用のスプレーをすると、ひょひょいと作業を終了しました。
キャンプ場のおじさん「はい、これ、おみやげ。いる?スプレーしたから食べられへんけどな。」
と言って、ハチの巣をくれました。
ワ・・・ワイルドなおみやげ(笑)。
でも、観察するのはおもしろそうなので、ありがたく頂戴しました。
巣を横から見たところ。レモンイエローの部分が飛び出している。
正面から見たところ。レモンイエローの物体がない部分には幼虫が入っている部屋もある。すでに、空室もある(笑)。
調べてみると、これは、キボシアシナガバチという種類のハチの巣のようです。
成虫の体長は約12〜18mm。
巣は黄褐色で、繭のふたは育室から数mmほど突出し鮮黄色である。
営巣規模は小さく、働きバチ数は多くて約20匹ほど。
育室数は通常100以下。
低山地から山地に分布し、樹木の枝や葉裏に営巣する。
樹高が低いスギなどの植林地では密度が高くなることがある。
Weblio辞書より
レモンイエローの物体は、繭のふたです。幼虫が自分でふたをつくって、さなぎになり、成虫となり、ふたを突き破って出てくるのだそうです。
それにしても、派手な色ですよね。
なんで、繭のふたはレモンイエローになったんやろう?
お兄ちゃん「保護色?あ、ちがう、目立ちすぎてる。そうだ!警戒色!!」
なるほどー!それは思いつかなかったよ!!
おとうと 「大人のハチが黄色のエキスを幼虫にあげてるから。」
うん!それもあり得るなぁ!
今のところ、どうしてレモンイエローになったのか、調べ切れていません。ご存じの方がいらしたら、教えてください。
パン部(カンパーニュを焼く)
パン部の活動をしているのは、お父さんです。
今日のメニューは「カンパーニュ」(田舎パンと言われます)
本やネットから情報を得て、独学で、楽しんでます。
夜遅くに、生地を練ったり、道具の後片づけをしているので、
「疲れない?」
と尋ねたら
「全然、大丈夫!パンに関しては、全く疲れない。」
との返事。
好きなことって、やっぱりすごいパワーを生み出すんですね!!
バヌトンというかごの中で発酵させたあと
ナイフを使って、クープという切れ込みをいれます
焼き上がり
カットしたところ
撮影もすべて、お父さん。パン愛を感じます(笑)。
お父さんによると、「もっと、クープを開かせたい!」という目標があるので、研究と練習をしたいそうです。
積み上げられた謎の小石(アリの生態 その①)
わが家の玄関前に積み上げられた謎の小石。
何かの儀式??
実は、おとついの夜、ここで、あおむしが力尽きていたんです。
そのあと、よく見かける小さいアリたちがやってきて、あおむしを取り囲んでいました。
昨日は、あおむしのまわりに、ぐるりと小石を並べているのを見ました。
小石は、おそらく1mほど離れたところにある花壇から持ってきたようです。
そして、今日が写真の状態。
あおむしは居なくなって、小石だけ。
あおむしが居た中央部分にも小石が置いてあります。
ここに、あおむし居たよね?あおむしの代わりに石だけが置いてある~!なんでやろう??
おとうと 「アリが埋葬してあげたんじゃない?」
おー、そうかも!
お兄ちゃん「自分だったら、食べたあとの肉とか魚とか、わざわざ埋葬するかな?」
確かに。わざわざ埋葬なんてしないよね。
お兄ちゃん「あ、そうだ!オオカミって自分のエサにマーキングでオシッコかけるんだよ。これが自分たちのエサだってアピールしてるとか?」
ほほう。
図書館へ出向いて、アリに関する本や図鑑を何冊か読んでみました。
- アリはハチと同じく社会性昆虫と言われている。
- 女王アリのもとで集団をつくって、与えられた役割を果たし、助け合ってくらしている。
- エサを見つけたら、フェロモンや触覚を使ってコミュニケーションを行い(種類によって、いろいろなコミュニケーション方法があるそう)、協力して巣にエサを運ぶ。
- 道に迷わないのは、フェロモンを使っていたり、太陽の光が来る方向から計算したり(ひかりのコンパス)、脚の筋肉が場所を覚えていたりするためである(これも種類による)。
ということが分かったのですが、「エサのまわりに小石を置く習性がある」という記述は見当たりません。
別の図書館に行ってみたら、ぴったりの本がありました。
「わたしの研究 アリに知恵はあるか?」
石井象二郎 偕成社
この本の中で、著者はトビイロシワアリに注目して、いくつか実験をしています。
トビイロシワアリという名前は、初めて聞いたのですが、本に載っていた写真を見て、わが家の玄関前に居たアリと同じだとわかりました。
本の中に、キャラメルを巣の近くに置いたらどうなるか9日間かけて観察した記録がありました。
キャラメルを巣の近くに置く
アリが集まり、キャラメルをかじって巣に運ぶ
一部のアリが砂を運び、キャラメルの上に置く
たくさんのアリが砂や枯れた小さい草の葉をキャラメルの周りに置く
キャラメルを砂や枯れ葉で囲む
キャラメル全部が砂などで覆われる
砂の下のキャラメルは完全になくなる
積み上げられた砂、枯れた草などの後片付けはしない
<結論>
一匹では巣に運ぶことができないような大きな獲物があった場合、放っておくと、ほかの集団のアリが来て、獲物を横取りしてしまうかもしれません。
トビイロシワアリは、獲物があることを巣の仲間たちに知らせ、仲間たちが力をあわせて砂などを運び、獲物を覆い隠したのです。
そして、手分けして、ゆっくり少しずつかじって、巣に運んでしまったのです。
なるほど~!そういうことだったのか!!
お兄ちゃん「まじで、アリって賢いんだね!」
「後片付けはしない」っていうのに、思わず笑ってしまいました。
謎がとけて、とってもスッキリしました~♪
自分でお弁当をつくってみよう
遊び場に持っていくお弁当のメニュー、今日は兄弟でリクエストが違います。
お兄ちゃんはチャーハン、おとうとはカレーライス。
それなら、自分が食べたいものを自分でつくってみよう~!!
まずは、レシピをしっかりチェックです。
お兄ちゃんは、本から選んだ「パラッとしておいしい王道チャーハン」に挑戦。
おとうとは、カレールーの箱の裏面に書いてある通りに作ります。
材料を切る
火をつかう
チャーハンを味見すると
みんな 「うんまっ!!」
おとうと 「お兄ちゃん、ありがと~おいしすぎる!また作って!!」
おとうとは、このセリフを2分おきぐらいにくりかえしていました。10回くらい言ってます(笑)。
「ありがとう」が止まらないおとうと。
お兄ちゃんもとっても満足そう。
早速、お弁当箱につめて、二人で遊び場に向かいました。
レンジで温めて食べるそうです。
お兄ちゃんの「王道チャーハン」
おとうとの「カレーライス」
今回、二人の様子を見て、料理って、ほんとに、人に感動と愛情を与えられることを実感しました。みんなでおいしいものを作って、いっぱい「おいしいね」「ありがとう」をあふれさせていけたらなぁと思います。
兄弟たちががんばってくれたので、母は今日ラクをさせてもらえました~(笑)
ありがとう!!
バターナッツかぼちゃを食べよう
きょうは、こちらのかぼちゃを直売所で150円でゲット~!!
(安くで買えることが、何よりうれしい関西人)
重さは、2.5kgもありました。ムフフ。
たてに切ってみると、こんな感じ。ギターみたい。
水分がたっぷり。
上部はやや水っぽく、膨れた下部に種が入っている。
甘味とナッツの風味がある。
繊維質が少なく、ねっとりした食感に特徴がある。
熟すと次第にオレンジ色が深くなり、甘味が増して濃厚な味になる。
食物繊維、ビタミンC、マンガン、マグネシウム、カリウムなどの栄養素を含み、ビタミンAとビタミンEは特に豊富である。
食材とするのは果実だが、野菜として調理される。調理法としては、ロースト(オーブン焼き)やソテー、カリカリに炙る、ピュレにしてスープに用いるなどがある。マッシュしたものをキャセロールに入れたりパンやマフィンの生地に混ぜることもある。
皮も果肉も、とてもやわらかくて切りやすいです。
今日は上部を使って、ポタージュにしました。
繊維質が少ないという特徴があるので、ミキサーにかけたポタージュは、なめらかでサラサラとして飲みやすかったです。
甘くて、とってもおいしい。
まだまだ、たっぷり残っているので、ロースト、ソテー、マッシュにもどんどん使っていきたいです。
今回、バターナッツかぼちゃについて調べていくうちにわかったこと。
英語では、かぼちゃのことを総称してスクワッシュ(squash)というそうです。squash なんて、初めて聞いたかも(それとも、この言葉、習ってるのかな?)。
私はてっきり、パンプキン(pumpkin)だと思っていました。
西洋かぼちゃは「ウインター・スクワッシュ」
日本かぼちゃは「トロピカル・スクワッシュ」
おもに観賞用のペポかぼちゃは「サマー・スクワッシュ」
ぺポかぼちゃの中で、皮が熟してオレンジ色になった、ハロウィーンで使われる品種をパンプキンというらしいのです。
いつかネイティブの人と話す機会があれば、かぼちゃのことを squash と言うのか聞いてみたいです!!