わが家の自由研究

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ともだちの国のことを知ろう(中国③)

中国人ファミリーと、いっしょに食事をして、お話を楽しみました。

私たちのカタコトの英語と、携帯の翻訳アプリを使ってのコミュニケーションです。(中国の方は英語がお上手です)

 

湖南省という南の方の地域から来られたご家族で、ふるさとのことを rural(田舎)と表現されていました。

湖南省の位置

         地図 Wikipediaより

いろんなことを話しましたが、印象的だったことを書いていきます。

 

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びっくりしました。どれも、私たちの生活に欠かせないツールになっていますが、中国の方は自由に使うことが出来ないんですね。

 

<熾烈な受験戦争は今もつづいている>

前回、中国の教育について深堀りしたときに、2000年代から「素質教育」という新しい教育が始まっていることを知ったのですが、やはり主流は受験。

 

jiyu-kenkyu-kazoku.hatenablog.com

 

ヒエラルキーの上をめざしてみんな必死に勉強しているそうで、お兄さん(小5)の知り合いは、ほとんどの子が中学3年生レベルの数学を先取りで勉強しているらしいです。

このご家族は、お父さんの方針で、より自由に子供の意思を尊重した生活を送っているため、とくに勉強一色の生活ではないそうです。

 

<マインクラフトをやっている>

わが家のお兄ちゃん(小5)と同じく、中国人のお兄さん(小5)もマインクラフトにはまっているそうです。ゲームを通じて、コミュニケーションがはずみました。

2人で一緒にマインクラフトの動画をYouTubeで見たのですが、お兄さんは目をキラキラさせて、見ていました。

 

<冷たいドリンクも飲んでいる>

中国では健康のために、冷たいドリンクは飲まないということが本に書いてあったので、尋ねてみたら、「ソフトドリンクとか飲みます、同じですよ。」とのことでした。

 

<親世代は子供のために、なんでも買ってあげて、尽くしている>

「親が子供のために尽くし、車や家を買い与えてあげるのが親のつとめ」のように考えられていて、親が自分のために時間やお金を使い、自由に過ごすと後ろ指をさされてしまう。そういう文化。

もしかしたら、一人っ子政策のせいで子供を大切にするようになり、このような文化が生まれたんでしょうか?

でも、このご家族のお父さんとお母さんは、それでは子供をダメにしてしまう、と考えているそうです。

 

 

さて、中国人のご家族と一緒に過ごしてみて、わが家の兄弟はどんな感想を持ったのか聞いてみました。 

お兄ちゃん「妹さんはシャイだったけど、お兄ちゃんと話しがあったし、いい子だったし、一緒に過ごして楽しかった。ネットの話とか、受験勉強の話とかきいて、中国ではあんまり自由がないんだなと思った。」

 おとうと 「楽しかった~!!」

 

 外国の方と、生活や文化、考え方についてお話できて、とても刺激をもらうことができました。そして、自分たちのことを振り返るきっかけももらいました。