親子でローストビーフをつくろう(低温調理)
料理の新常識である<低温調理>に親子で挑戦します。
メニューはローストビーフ!!
水島弘史シェフのレシピでやってみます(以前テレビで紹介されたもの)。
水島シェフは、科学的な視点に基づいた「低温調理法」を家庭料理にいかす方法を提案している方です。
ロジカルで分かりやすくて、しかも美味しくできると評判で、水島シェフの料理教室は予約が取れないことで有名です。
簡単にできる、めっちゃ美味しいローストビーフ、一緒に作らない?
お兄ちゃん「うん、いいよ~!」
お、うれしいな。それでは、調理開始~!
<材料>
牛肉(肩やモモなど) 500g
塩 小さじ2/3
<手順>
①まずは、牛肉の表面にサラダ油をぬります。肉を油でコーティングすることで、焦げを防止するとのこと。今回買ってきたのはモモのかたまり肉で、404gでした(アメリカ産でリーズナブルなお値段)。
作業工程はお兄ちゃんにがんばってもらいます。
②オーブン120℃に設定し、20分焼く。揚げ物をするときの網の上に肉を乗せています。(ショック!!30分焼くと勘違いしていました。今回はレシピよりも小さい肉なので、30分より短くしたつもりで、25分焼いてしまいました~)
③トングで肉をひっくり返して、20分焼く(短め18分にしました)
オーブンにまかせておけるので、ラクです。
④肉を計量!水島流では、この計量が大事!!最初の肉の重さの93%をめざします。するとふっくらジューシーなお肉に仕上がるのだそうです。
404g→352g 87%
やっぱり、ちょっと焼きすぎたみたいです。でも、これを教訓にして、次回に活かせばいいよね!あー、でもちょっぴり悔しい。
⑤肉の表面に分量の塩の半分をふって、熱々に熱したフライパンに油を引いて、各面20秒ずつくらい焼いて焼き色をつける
⑥肉をアルミホイルに包んで5分待つ
念のため、肉の中心部の温度を測ってみます。
54~57℃をめざしていたのでバッチリです。
⑦肉を切り分けて、分量の残りの塩をふって、好みのソースでいただく
肉を切ると、赤い血のような液体が流れ出すのでギョッとしますが、これはミオグロビンというタンパク質の一種です。生焼けではないので安心してください。
30分以上休ませてから切ると、全くといっていいほど肉汁は出なくなります。
お兄ちゃん「うんまっ」
おとうと 「倒れそうなくらい、うまい~っ」
ほんま、や・わ・ら・かっ!
帰宅して食べたお父さん「これお兄ちゃんが作ったの?すごい!」
今回、93%の計算をしたり、焼いたお肉を計量したり、温度を測ったり、実験みたいでとても楽しく取り組めました。
何より簡単で美味しい~!!!
お兄ちゃんも自信がついたみたいです。
「簡単だったー。今度はローストビーフ丼にする」と言っています。
近いうちに、もう一度トライしたいと思います。
<水島シェフのローストビーフ ソースのレシピ>
はちみつ 30g
水 20g
醤油 20g
ビネガー 小さじ1
コアントロー 10g
すべての材料を鍋に入れ、強火にかけ、20秒煮たてる。