まるで手品!不思議な水(大気圧)
ペットボトルの水を、左側の小さい容器に入れたらどうなる?
ペットボトルには、小さい容器に入る量よりも、はるかにたくさんの水が入っています。
しかも、小さい容器にも、まぁまぁの量の水が入っています。
兄弟「そんなの、こぼれるにきまってる!!」
ほな、やってみよか?
あれ不思議?!水が止まった!!!
こぼれない!!!!
このように、飲み口を小さい容器の中に沈めてしまうのがコツです。
兄弟「え?え?え?なんで?」
なんでやと思う?
おとうと「空気の膜みたいなのがあって、ぎゅうぎゅう押してるんじゃない?」
す、するどい!!
これは大気圧が関係しています。
大気圧によって、小さい容器の水面が押されています。
この力が、ペットボトルの中の残りの水の重さ、およびペットボトルの中の空気の圧力とつりあって、バランスが保たれるのです。
この原理は、鳥などペットの給水機に使われているそうですよ。
まるで手品のような実験で、子供たちを驚かせることができました(笑)。
大気圧に関して、楽しくてすぐにできることがほかにもあるので、またやってみたいと思います。