ポリマーの中で発芽させてみよう
園芸用のジェルポリマーというものがあります。
土の代わりになる、栄養素入りのゲル培養土。粒が乾いて小さくなっても、水を加えることで繰り返し使えます。
材質はポリアクリル酸ナトリウム。
この透明のビーズの中に種を埋めて、発芽の様子を観察しようと思います。
フェンネル、大葉の種を用意しました。
ビーズに種を入れようとしても、押し戻されて出てきたり、無理にするとビーズが割れたりしてなかなかうまくいきません。
フェンネルのように、平たくて先が尖っているものがおすすめです。
丸い種(大葉)は、割れたビーズの上にのせて様子を見ることにしました。
最初に芽を出したのは、割れたビーズの上に置いた丸い種でした。
左下(初日)から時計まわりに。2日目に、種の外皮が割れてパックマンのようになりました。
3日目もパックマン。4日目に何やら、中からせり出してきました。
この写真は、左上から時計回りに。パソコンも写真編集も初心者です、見づらくてごめんなさい~。
せり出してきたものが、日に日に大きくなり(5日目6日目)、7日目には、ふた葉が出てきました。
2枚とも今日撮った写真(10日目)。右を見ると、下から白い根のようなものが生えようとしています。
こちらはフェンネル。10日目でようやく、白いひょろひょろしたものが種の先端から出てきた。
今回、透明のジェルポリマーに種を入れたり、置いたりしたことで、ふだんは土に隠れておこなわれている発芽の様子を見ることができました。
お兄ちゃん「自分は根っこから先に出ると思ってたけど、葉っぱが先にでるんだ」
おとうと 「ジェルポリマーだけでこんなに育つなんて、すごい」
ほんとだね。
この種たち、とくにまだあまり変化のないフェンネルについて、もうしばらく観察をつづけてみようと思います。